この度の大震災の影響により各地で祭やイベントの開催が見送られる中、私たちタカツスタッフにとって4月の第2週目が少し遅めのシーズンインとなりました。
現場入りした土曜日の午前中は雨も降っていましたが、午後には天気も回復して桜満開の岡崎城には沢山の花見客が訪れていました。
北上していく桜前線が被災された皆様の心を少しでも癒してくれることを願うばかりです。
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本番日の朝は8時半過ぎから着付を始め約400名の着付が終わったのは10時半頃でした。
着付会場である岡崎市総合体育館のトイレで巨大なスリッパを発見!これなら草鞋の上からでも安心・・・・・?!
これぞ名物「家康弁当」!!質素を旨とした家康公が偲ばれる家康行列恒例の弁当なのでした。
昼食後、出演者・スタッフ共々、スタート地点に向けバス移動となりました。
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バスから降りた行列参加者は徳川家の氏神である伊賀八幡宮に集結。
出陣の際、家康公が戦勝を祈願したとされる由緒ある場所で出陣式が行われました。
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13:30 家康行列出陣!
音楽隊や役員・ゆかりの各地からの来賓たちを乗せたオープンカー等に続いて、家康公を中心とした武者行列が約3.5㌔の道のりをパレードします。
大幟を先頭に竹千代・少年武者隊、家康公ゆかりの女性達を乗せたフロート、薙刀を抱えた少女隊、法螺貝等の鳴り物隊、水野勝成隊、岡崎信康隊に続き、家康公本陣と四天王達の隊列が続いてまいります。
徳川四天王の1人、井伊直政率いる赤備隊は毎年、外国人の皆様で編成されており今年もひときわ大きな声援を集めていました。
笑顔で声援に応える直政はとてもグッド・ルッキング・ガイでした。
今年は東日本大震災をうけて岡崎義援隊が募金箱を手に行列に加わり、沿道には市民から被災地の復興を願う応援メッセージが掲げられていました。
この行列の主人公・徳川家康公の勇姿と風にひるがえる厭欣旗。
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予定時間を少々オーバーして行列が桜満開の乙川河川敷に到着。
満開の桜と好天に恵まれ大勢の見物客で埋め尽くされた会場では迫力満点の火縄銃発砲の実演や模擬合戦が繰り広げられました。
今年の見せ場は夏目次郎左衞門吉信率いる夜盗団と徳川軍との戦いでした。
夏目次郎左衞門は家康公の温情により改心しやがて家臣となり、三方ヶ原の戦いにて家康公の身代わりとなり討ち死にしたという忠義の士。
フィナーレは三河花火の打ち上げ!
この直前、激しく噴射する火花から舞台回りの道具を守るため、スタッフ総出によりまるで忍者のような俊敏さで陣幕や旗を回収するのが毎年恒例の作業なのでした。
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イベント終了後の会場では岡崎市長はじめ行列出演者や来賓の方々により災害義援金の呼びかけが行われ、観客から多く善意が寄せられました。