浅草の春の恒例行事となっている泣き相撲が浅草寺本堂裏の特設土俵にて開催されました。
今年も約100人余の応募が集まる盛況ぶりで、この行事の人気の程がうかがえました。
支度が終わると先ずは境内の「暫くの像」前で法要が行われます。
そして会場が特設土俵に移され参加力士全員の土俵入が行われた後、いよいよ呼び出しから土俵上に赤ちゃん力士が呼び出され、取り組みが開始されます。
東西力士が対面!赤ちゃんを抱っこしているのは日大相撲部の力士です。
‘はっけよ~い、泣け泣け!’の掛け声で取り組み開始。
もちろん先に泣いた方が勝ちとなります。
見事に泣いております(≧▽≦)
このように赤ちゃんがなかなか泣いてくれない時は・・・・・・
審査役寄って集っての秘技!「面おどし」が泣くまで続きます。
しかし近頃の赤ちゃんは鬼の面では怖がらないとのこと。「普段、もっと怖いものを見ているからではないでしょうか?!」 :審査役談
あまり泣かない取り組みばかりが続いていると、ものいいが付き審査役が集まって何やら協議が始まります。
協議の結果、介添え力士が今話題(?)の無気力相撲と判断され交代が告げられました!
・・・・・実際は力士の疲労を考慮して、何番かづつで交代させることになっているのです(^▽^)
取り組みが中盤に差し掛かった頃、土俵上に幟旗が飛んで来る程の強い風が吹き始めました。
境内の元気すぎる鯉のぼりからもその状況がうかがえます。
約2時間に渡って行われた取り組みもいよいよ結びの一番。
今年も子どもたちの元気な泣き声と、大人たちの沢山の笑顔があふれた浅草泣き相撲も無事に幕を降ろしました。
約100人の取り組みを見事時間通りにさばいた行司をはじめとする観光連盟の皆様、ホントにお疲れ様でした。