今回の現場は、静岡県伊豆の国市で行われた「鵺(ぬえ)ばらい祭」。
「鵺」とは、頭が猿、胴体が虎、尻尾が蛇で、
ヒョーヒョーという気味悪い声をあげながら、黒煙とともに現れるという恐ろしい妖怪。
そんな鵺を、弓の名手である源頼政が退治したという故事に基づいて作られたのが、
この「鵺ばらい祭り」です。
話だけ聞くと、どんな気持ち悪い妖怪が出てくるのかと思ってしまいますが、
お祭り自体は、地元中学生が踊り手となって行われるもので、
登場する鵺もどこか可愛らしい雰囲気です。
大人たちによる勇ましい武者行列もいいですが、
たまにはこういった可愛らしいお祭りもいいものですね。
手がかじかみながらも頑張った中学生の皆さん、当日は本当にお疲れ様でした!