大正時代、日本映画の誕生と共に映画、演劇、テレビの裏側を支える美術の一部である「小道具」を業務とする会社が運営しています。当館は芸能美術を担う人への研修の場と歴史、美術、風俗、民俗学と多くの方に文化財へのご興味、ご理解を深めて頂き、博物館、美術館へ出向くステップとして楽しく学ぶことを柱に平成10年6月に開館致しました。
娯楽として各時代、各場面へタイムスリップして頂くため、映像を具現することを目的に「本物一筋」本物にこだわり、甲冑、調度類、陶磁器、絵画など私達の身の回りにある多岐にわたる道具がコレクションされました。道具の量、質だけに留まらず歴史的裏付けのもと道具を選別し配置できる技術と併せ自由自在に全ての時代と場面を操り、作り上げる事が出来る専門の集団、会社のノウハウが凝縮されています。
お知らせ
芸能美術文庫PALからのお知らせ
『源氏物語からの贈り物』
度々、映像化されてきた『源氏物語』は世界最古の長編小説です。作者、紫式部は調度を装置にして孤独と向き合い啘きながら生き抜く人々の心の機微を表現し生き生きと描いています。
元来、調度は人の生活を便利に快適にする為の日常の道具でした。時代のありのままの姿を再現することが映像の醍醐味といえます。調度は時代の流行や生活の様、価値観を反映するからです。
今回、調度を観点に現代と大きく異なる生活様式、価値観の中で共通するもの、心性を探ります。雅な世から複雑な現代への幸せになれる道標となることでしょう。
また、ご希望の方には予約にて展示解説を承っております。当日でも可能な限り対応させて頂きますので受付にて御確認下さい。なお、業務の都合上お受けできかねる場合も御座いますので予めご了承下さいますようお願い致します。
開館日時のご案内
※当面の間休館とさせていただきます。再開時期につきましては、決定次第、HP等でお知らせ致します。
| 開館時間 | 10:00～17:00（入館は16:30まで） |
|---|---|
| 休館日 | 土曜・日曜・祝日／年始年末 （展示替え等の理由による臨時休館有り） |
| 入館料（1人） | 一般（大学生を含む）・・・500円 児童生徒（小中高校生）・・300円 20名以上の一般団体・・・・400円 20名以上の児童生徒団体・・200円 |
※駐車場は有りません。公共の交通機関をご利用ください。
京王線国領駅／布田駅より徒歩約5分 旧甲州街道沿い
※団体の方は事前にお知らせ下さい。
※館内での写真撮影は出来ませんのでご了承下さい。
問い合わせ先
TEL:042-484-1161 FAX:042-484-0797
〒182-0022
東京都調布市国領町1-30-3 プレステージ II B1
電話での問い合わせはAM9:00から応じます。
PM5:00以降の問い合わせはFAXをご利用ください。後日此方よりご連絡申し上げます。
尚、お問い合わせの際は番号の押し間違いに御注意下さい。
